2012年12月07日
第19回関西アルコール関連問題学会 大阪大会報告
第19回関西アルコール関連問題学会大阪大会が平成24年12月1日、2日と大阪国際交流センターで開催されました。「一緒にやらへん?ほなやろか」~当事者と共に構築するネットワーク~を大会テーマとし、自助グループの方々にも大会の準備会の段階から参加していただきました。大会当日は分科会やシンポジウムでの話題提供だけでなく、グループワークやワークショップにもたくさんの当事者の方が参加し、大会テーマ「当事者と共に」をそのままに、活気にあふれた二日間となりました。関西学会としても初の試みでしたが、これは実に大阪らしい、大阪だからこそ出来たことだと関西学会会員一同、自画自賛しております。しかし、アルコール関連問題を当事者と共に考えるということは至極当然のことでもあり、今後の大会運営に一石を投じる意義ある大会になったと思われます。
プログラム内容も充実したものになり、ワークショップでは肥前精神医療センターから杠岳文先生、武藤岳夫先生、成増厚生病院から後藤恵先生、特別講演では原宿カウンセリングセンターの信田さよ子先生に来ていただきました。また、分科会「東日本大震災被災地支援」ではあさかホスピタルの吉田麻里香先生、みやぎからころステーションの鑓水俊輔先生から話題提供していただきました。そして、当日は関西以外の遠方からもたくさんの方々にご参加、ご協力いただいたことをこの場を借りて厚くお礼申し上げます。誠にありがとうございました。
最後に、二日間を通じて682名もの参加者があり、内容、規模ともに過去最高の大会となり盛会に終えたことを報告致します。(文責 新生会病院 和気浩三)
関西アルコール関連問題学会
会長 辻本士郎
大阪大会長 和気浩三
実行委員長 佐古恵利子
2012年10月22日
第25回九州アルコール関連問題学会(福岡大会)
多層化するアルコール関連問題~その現状と新たな連携~
ホームページはこちらから▼
[開催日] 平成25年3月22日(金)~23日(土)
[会 場] 電気ビル共創館 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号
[主 催] 九州アルコール関連問題学会 第25回九州アルコール関連問題学会実行委員会
[大会会長] 倉光かすみ (医療法人社団飯盛会 倉光病院院長)
[事務局] 医療法人社団飯盛会 倉光病院アルコールリカバリーセンター内
〒819-0037 福岡市西区飯盛664-1
TEL : 092-811-9084
[参加費] 準備中
[懇親会費] 準備中
[ワークショップ] 準備中
[申込方法] 準備中
2012年8月28日
第19回 関西アルコール関連問題学会大阪大会 開催要項
~当事者と共に構築するネットワーク~
[[開催日] 平成24年12月1日(土)~2日(日)
[会 場] 大阪国際交流センター 〒543-0001大阪市天王寺区上本町8-2-6 ℡:06-6772-5931
[主 催] 関西アルコール関連問題学会 大会長 和気浩三
[事務局] 特定非営利活動法人いちごの会 リカバリハウスいちご
〒546-0022 大阪市東住吉区住道矢田3-4-3
(TEL) 06-6769-1517 (FAX)06-6769-1517
[参加費] 事前申込の場合 3000円(事前申込締め切りは10月31日)
当日申込 4000円 (11月1日以降の申込は当日申込となります)
[懇親会費] 4000円 国際交流センター内 銀杏の間にて 禁酒禁煙
[ワークショップ] 12月2日追加徴収(当日) 2000円 (要予約制 払込票に希望の
ワークショ ップにチェックを入れてください)
[申込方法] プログラムパンフレットに同封している専用の払込用紙に必要事項、希望の基礎講座
1日講座 分科会 特別講座 懇親会 シンポジウム ワークショップ等を記入し,振込
んでください。ワークショップの参加は申込先着順となります。その他申込多数の場合
はご希望に沿いかねる事がありますのでできるだけお早目に申込をしてください。
希望の分科会等に入場できない場合はご了承ください。参加証と領収書は、平成24
年11月13日(火)頃送付します。
[ポスターセッション申込方法]
(1) 応募締め切り 平成24年9月15日(土) 申込期間の若干の延長を検討中。
(2) 募集数 38題。38題を超えた場合は、実行委員会で協議します。
(3) 申込に必要な内容
①発表のタイトル
②発表者氏名(共同発表者もすべて含む)、または団体名
③発表者所属、職種(共同発表者もすべて含む)
④発表内容の要旨。発表要旨は400字程度にまとめて下さい。
⑤発表者、発表団体の連絡先
(4) 応募方法 以下のいずれかの方法でお申し込みください。
①別紙、ワード形式の申込み用紙に記入し、下記宛に、Eメール添付でお送りください。
②別紙、申込み用紙に記入の上、下記宛に郵送またはFAXでお送りください。
③様式にこだわらず、上記(3)の内容を記入したEメールを下記にお送りください。
(5)申し込み先、問合せ先 リカバリハウスいちご 内
関西アルコール関連問題学会大阪大会 ポスター発表担当 松村
〒546-0022 大阪市東住吉区住道矢田3 -4-3 電話/FAX 06-6769-1517
Eメールアドレス: ichigo-15-yata@nifty.com
・1日講座 『アルコール問題を抱える高齢者への支援』 9:30~17:30
司会:根来千穂・上野秀香 講和:安藤毅 事例提供:熊谷由喜子
・基礎講座① 司会:坂本満 9:30~12:30
「アルコール依存症と治療」 植松直道
「アルコール依存症者の家族とその支援」 藤井望夢
「回復を支援するための施設紹介」 竹内隼人
・基礎講座② 司会:坂本満 14:30~17:30
「回復を支援するための施設紹介」 大阪マック
「アルコール関連の自助グループの紹介」 大阪府断酒会・AA
「家族のための自助グループ紹介」大阪府断酒会家族会・アラノン家族グループ・家族の回復12
ステップ
・分科会1 『アルコール専門医療機関と一般医療機関がパートナーシップを持つために』
9:30~12:30
司会:野澤尚子・貴村知子 話題提供:橋本直子・太田裕美・堀江勇・本田優子
・分科会2 『女性支援』 9:30~12:30
司会:野村紀美子・中道武子 話題提供:大西英周・佐古恵利子・姫嶋純子・薮内清美
・分科会3 『ベンゾジアゼピン系処方薬依存へのとりくみ』 9:30~12:30
司会:川田晃 話題提供:波床将材・佐谷誠司・天羽薫・東海林勝
・分科会4 『回復の場につながらないギャンブラーにどう対応するか』 9:30~12:30
司会:滝口直子 話題提供;GAメンバー・ギャマノンメンバー
・分科会5 『刑事施設を出所した薬物依存者が抱える問題とその支援』 14:30~17:30
司会:倉田めば 話題提供:谷家優子・道野重信・麻生克郎・市川岳二
・分科会6 『東日本大震災被災地支援』 14:30~17:30
司会:野田哲朗 中村寛子 話題提供:野田哲朗・武輪真吾・吉田麻里香・鑓水俊輔
・分科会7 『有効な依存症家族への支援を求めて』 14:30~17:30
司会:菅原君子・西川京子 話題提供:井潟章子・かずこ・きょうこ・武田富佐子・高部美夫三
・特別講座 『アルコール依存症と暴力~暴力加害にどう向き合うか~』 14:30~17:30
司会:奥田由子 講師:信田さよ子 話題提供:山崎公平・山崎千里 指定発言:仲村隆夫
・ポスターセッション 掲示 10:00~16:00 口頭発表 13:20~14:20
・夜間集会 『新大阪方式ネットワーク』~当事者と共に考えるネットワークの現状と今後~
19:30~21:00
司会:川田晃 指定発言:和気浩三
・シンポジウム 『新大阪方式ネットワーク』~一人でも多くの酒害者に回復の機会を~
14:30~17:30
司会:川田晃 基調講演:辻本士郎 シンポジスト:和気浩三・根来千穂・古田忠・佐古恵利子
・ワークショップ ①『動機付け面接法』 9:30~16:30
講師:後藤恵 コーディネーター:奥田由子
・ワークショップ ②『援助のための心理学~アドラー心理学入門』 13:00~16:30
講師:田中禎
・ワークショップ ③『HAPPY プログラム』~アルコール関連問題の予防と早期介入のために~
13:00~16:30
2012年8月24日
第19回 関西アルコール関連問題学会 大阪大会プログラム
一緒にやらへん? ほなやろか~
~当事者と共に構築するネットワーク~
[開催日] 平成24年12月1日(土)~2日(日)
[会 場] 大阪国際交流センター
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
℡: 06-6772-5931
[主 催] 関西アルコール関連問題学会
<後援依頼先>
大阪府
大阪市
堺市
大阪府断酒会
財団法人大阪市女性協会
大阪市精神保健福祉相談員会
社会福祉法人大阪市社会福祉協議会
社会福祉法人大阪府社会福祉協議会
社団法人大阪府医師会
公益社団大阪精神科診療所協会
関西アルコール看護研究会
大阪府保健指導研究会
一般社団法人大阪精神科病院協会
大阪精神保健福祉士協会
特定非営利活動法人大阪医療ソーシャルワーカー協会
社団法人大阪介護福祉士会
社団法人大阪介護支援専門員協会
社団法人大阪府作業療法士会
大阪府臨床心理士会
特別社団法人日本精神科看護技術協会大阪府支部
公益社団法人大阪府看護協会
日本アルコール関連問題ソーシャルワーカ-協会関西支部
大阪市保健指導研究会
第19回 関西アルコール関連問題学会 大阪大会事務局
特定非営利活動法人いちごの会 リカバリハウスいちご
〒546-0022 大阪市東住吉区住道矢田3-4-3
(TEL) 06-6769-1517 (FAX)06-6769-1517
第19回 関西アルコール関連問題学会 大阪大会スケジュール
平成24年12月1日(土)
[8:30~9:00 大会受付 開始
9:00 開会式
9:30~17:30 1日講座 『アルコール問題を抱える高齢者への支援』
9:30~12:30 基礎講座①
分科会1 『アルコール専門医療機関と一般医療機関が
パートナーシップを持つために』
分科会2 『女性支援』
分科会3 『ベンゾジアゼピン系処方薬依存へのとりくみ』
分科会4 『回復の場につながらないギャンブラーにどう対応するか』
13:20~14:20 ポスターセッション
14:30~17:30 特別講座 『アルコール依存症と暴力~暴力加害にどう向き合うか~』
基礎講座②
分科会5 『刑事施設を出所した薬物依存者が抱える問題とその支援』
分科会6 『東日本大震災被災地支援』
分科会7 『有効な依存症家族への支援を求めて』
18:00~19:30 懇親会
19:30~21:00 夜間集会 『新大阪方式ネットワーク』
~当事者と共に考えるネットワークの現状と今後~
平成24年12月2日(日)
9:00~9:30 受付
9:30~12:00 シンポジウム 『新大阪方式ネットワーク』
~一人でも多くの酒害者に回復の機会を~
12:00~ 閉会式
9:30~16:30 ワークショップ ①『動機付け面接法』
13:00~16:30 ワークショップ ②『援助のための心理学~アドラー心理学入門』
13:00~16:30 ワークショップ ③『HAPPY プログラム』
2012年8月20日
ISBRA 2012
Satellite Symposium in Kyoto
Recent Progress in Biomedicine on Alcoholism
Satellite Symposium in Kyoto
Recent Progress in Biomedicine on Alcoholism
- Date:
September 14 (Fri) 7:55-16:10
- Venue:
Kyoto Research Park Conference
134 Chudoji-Minamimachi, Shimogyoku, Kyoto 600-8813
Tel:81-75-322-7888
- Language: English
PROGRAM
7:30- Opening of the Reception Desk
7:55-
Opening remarks: Yoshiyuki Takei (Mie University, Mie, Japan)
8:00-8:25
Chair: Dr. Shunhei Yamashina (Juntendo University, Tokyo, Japan)
Speaker: Dr. Koji Mizuno (Kawasaki Medical University, Okayama, Japan)
Title: Intracellular calcium channels in alcohol dependence
8:25-8:45
Chair: Dr. Kazuyoshi Kon (Juntendo University, Tokyo, Japan)
Speaker: Dr. Kazushi Sugimoto (Mie University, Mie, Japan)
Title: Identification of new HCC-related genes
8:45-9:05
Chair: Dr. Naoki Fujita (Mie University, Mie, Japan)
Speaker: Dr. Juliane I. Beier (University of Louisville Health Sciences Center, KY, USA)
Title: Role of ECM/integrin crosstalk in hepatic regeneration: implications for liver disease
9:05-9:35
Chair: Yoshinori Horie (International University of Health and Welfare, Tokyo, Japan)
Speaker: Prof. Samir Zakhari (NIAAA, NIH, MD, USA)
Title: Molecular mechanisms of alcohol-induced liver injury
9:35-10:05
Sponsored Seminar I (Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd.)
Chair: Prof. Shuhei Nishiguchi (Hyogo College of Medicine, Hyogo, Japan)
Speaker: Dr. Motoh Iwasa (Mie University, Mie, Japan)
Title: Minimal hepatic encephalopathy and brain imaging
10:05-10:15
Coffee Break
10:15-10:45
Sponsored Seminar II (MSD K. K.)
Chair: Prof. Yoshiyuki Takei (Mie University, Mie, Japan)
Speaker: Dr. Naoki Fujita (Mie University, Mie, Japan)
Title: Iron overload in alcoholic liver disease and nonalcoholic steatohepatitis
10:45-11:15 ECM and ALD: beyond collagen and before fibrosis
Sponsored Seminar III (Chugai Pharmaceutical Co., Ltd.)
Chair: Prof. John Lemasters (Medical University of South Carolina, SC, USA)
Speaker: Prof. Helmut K Seitz (University of Heidelberg, Germany)
Title: Cytochrome P450 2E1 as a driving force for alcoholic liver disease and alcohol mediated cancer
11:15-11:45
Sponsored Lecture VI (Lundbeck K. K.)
Chair: Prof. Hiroshi Yoneda (Osaka Medical University, Osaka, Japan)
Speaker: Prof. Karl Mann (University of Heidelberg, Germany)
Title: Nalmefene, a new treatment option in alcoholism
11:45-12:15
Sponsored Seminar V (Mitsubishi Tanabe Pharma Coporation)
Chair: Prof. Hiroshi Yoneda (Osaka Medical University, Osaka, Japan)
Speaker: Prof. Toshikazu Saito (Sapporo Medical University, Hokkaido, Japan)
Title: The therapeutic effect of intravenous neural stem cell transplantation in the FASD model rat.
12:15-13:00
Luncheon-Seminar (Takeda Pharmaceutical Co., Ltd.)
Chair: Prof. Mikihiro Tsutsumi (Kanazawa Medical University, Ishikawa, Japan)
Speaker: Kenichi Ikejima (Juntendo University, Tokyo, Japan)
Title: Alcoholic liver disease and metabolic syndrome
13:00-13:45
Special Lecture
Chair: Yoshiyuki Takei (Mie University, Mie, Japan)
Speaker: Motomu Shimaoka (Mie University, Mie, Japan)
Title: Conformational Regulation of Integrin Activation
13:45-14:15
Chair: Prof. Nobuhiro Sato (Juntendo University, Tokyo, Japan)
Speaker: Prof. Bin Gao (NIAAA, NIH, MD, USA)
Title: Therapeutic potential of interleukin-22 in alcoholic liver disease and pancreatitis
14:15-14:45
Chair: Prof. Hidekazu Tsukamoto (University of Southern California, CA, USA)
Speaker: Prof. Laura Nagy (Cleveland Clinic, NE, USA)
Title: Protective role of hemeoxygenase-1 and CO in ethanol-induced liver injury in mice
14:45-15:15
Chair: Prof. Yasusi Matsuzaki (Tokyo Medical University Ibaraki Medical Center, Ibaraki, Japan)
Speaker: Prof. Gavin E Arteel (University of Louisville Health Sciences Center, KY, USA)
Title: ECM and ALD: Beyond collagen and before fibrosis
15:15-15:45
Chair: Prof. Kenji Fujiwara (Yokohama Rosai Hospital, Kanagawa, Japan)
Speaker: Prof. John Lemasters (Medical University of South Carolina, SC, USA)
Title: Regulation of alcohol metabolism by voltage dependent anion channels
15:45-16:15
Chair: Prof. Helmut Seitz (University of Heidelberg, Germany)
Speaker: Prof. Hidekazu Tsukamoto (University of Southern California, CA, USA)
Title: Morphogens in alcoholic liver fibrosis and cancer
16:15-
Closing remarks: Yoshiyuki Takei (Mie University, Mie, Japan)
16:30-
Walking tour in Kyoto
19:00-
Official Dinner at Restaurant "Funatsuru"
Symposium Secretariat:
Dr. Naoki Fujita
Department of Gastroenterology and Hepatology
Mie University Graduate School of Medicine
Tel.: +81 59 231 5017, Fax: +81 59 231 5223
E-mail: isbra-kyoto@clin.medic.mie-u.ac.jp
2012年7月31日
東海北陸地方会報告
日本アルコール関連問題学会第3回東海北陸地方会は、平成24年3月4日(日)午後1時から4時30分まで金沢市鞍月の健康教育館で開催されました。地方会の前座として同日午前10時から12時まで石川県こころの健康センター主催の平成23年度アルコール関連問題講演会が行われ、かすみがうらクリニック(三重県)の猪野亜朗先生が「アルコールとうつ・自殺 ~死のトライアングルを防ぐために~」と題して講演され、当事者による体験談として金沢市断酒会員が話をされました。
地方会は、~アルコールが絡んだ救急から職場まで~をメインテーマに、講演会とパネルディスカッションを行いました。講演Ⅰは福井大学附属病院総合診療部長・教授の林寛之先生にアルコール関連救急について熱く解説していただきました。講演Ⅱは、午前に引き続きかすみがうらクリニックの猪野亜朗先生に四日市市におけるアルコール救急との連携と問題飲酒者に対する簡易介入について話していただきました。続いてパネルディスカッションを行いました。パネラーとして玉作秀二氏(金沢市消防局警防課救急救助グループ長)、木田哲二先生(労働衛生コンサルタント事務所 Prime)、土島睦先生(金沢医科大学病院消化器内科)、奥田宏(ひろメンタルクリニック)、吉川晴子氏(市立四日市病院 MSW)がそれぞれの立場より発表し、質疑応答を行いました。参加者は95人でした。
2012年7月24日
ISBRA横浜サテライト学会”アルコール使用障害の治療目標:断酒か、節酒か!?”のお知らせ
平成24年9月13日(木)に横浜にてISBRAサテライト学会が開催されます。
学会のタイトルは”アルコール使用障害の治療目標:断酒か、節酒か!?”です。
詳しくはこちらをご覧ください。
2012年7月24日
アルコール医学生物学に関する京都国際シンポジウムのお知らせ (Kyoto Satellite Symposium)
平成24年9月14日にISBRAのサテライトシンポジウムとして京都国際シンポジウムが開催されます。
詳しくはこちらをご覧ください。
Program of Kyoto Satellite Symposium (English)。
2012年7月06日
第30回中国四国アルコール関連問題研究会
テーマ: 「新しいアルコール医療の展開~求められるコラボリューション~」
広島県西部保健所主催の心の健康づくり講演会「お酒と心の健康を考える~アルコールとの
上手な付き合い方~ 講師 杠 岳文先生」
を9月1日に同じ場所で開催いたします。
日時: 平成24年9月1日(土)~2日(日)
会場: 安芸グランドホテル(広島県)
大会プログラムはこちらをご覧ください
学会に関するお問い合わせ:
第30回中国・四国アルコール関連問題研究会 事務局
呉みどりヶ丘病院 TEL:0823-72 -6111 FAX:0823-72-6125
E-Mail:hiroshimaalnet@yahoo.co.jp
宿泊等申し込みに関するお問い合わせ:
㈱フジトラベルサービスEC団体旅行広島(営) 担当:那須 議生
〒 731-43111 広島県広島市安芸郡坂町北新地2-3-41
電話:082-885-2110 FAX:082-885-3177
2012年5月23日
日本アルコール関連問題学会ニュースレター No.11
●日本アルコール関連問題学会に対する期待
●「アルコール関連問題基本法推進ネット」賛同団体募集に関する協力のお願い
2012年5月23日
小杉好弘記念賞の創設と基金寄付のお願い
陽春の候、先生方におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、既にご承知と存じますが、2010年8月13日に長年当学会の副理事長として活躍された小杉好弘先生が永眠されました。先生は日本のアルコール医療の基礎を作るだけでなく、アルコール関連問題対応の先駆者として研究や実践のなかから全国各地の人材の養成に力を注いでこられました。その理念は今も私たちに受け継がれています。
先生の活動は多岐にわたりますが、その一部を紹介します。1961年には大阪断酒会の設立に貢献し、その後、和気隆三先生、故今道裕之先生たちとともに、自助グループ、行政、医療の三位一体を柱とした「大阪方式」をうちたてました。また、単身者、とりわけ難治とされた「あいりん地区」のアルコール依存症者の治療に道を開きました。その後1976年には日本ではじめての「ベットをもたない」アルコール専門外来である小杉クリニックを開設し、生活地域の中でアルコール依存症者の回復に力を注いでこられました。その後も日本初のアルコール専門内科病院を開設され、今までの常識を打ち破りました。また1960年代から、弘済院、自彊館、喜望の家などの回復者施設への援助を行うなど、医療の枠をこえて新しい社会福祉的展開をなされました。その多職種による地域ネットワークの充実に主眼をおいた生活地域での活動は、本学会のエッセンスでもあります。
小杉先生のわが国のアルコール関連問題対応に残された功績をあらためて顕彰するとともに、小杉先生の熱いご遺志が将来の新しい人たちに引き継がれることを目的に、日本アルコール関連問題学会に「小杉好弘記念賞」を創設することになりました。その概要は以下のとおりです。
- アルコール・薬物問題等で学術的および社会・地域貢献をされた個人・団体に小杉好弘記念賞を授与する。コメディカルを含め45歳未満の若い新進気鋭の個人および団体を対象とする。
- 日本アルコール関連問題学会全国大会における発表を対象として受賞者を選考する。
- 受賞者は1~3個人または団体とし、授与は毎年の年次学会時に行う。
- 上記の目的で、日本アルコール関連問題学会内に以下のような2つの臨時委員会を設立する。小杉好弘記念賞基金委員会は基金の収集、小杉好弘記念賞選定委員会は対象者の選定にあたる。また、基金の管理は学会事務局が執り行う。
- 小杉好弘記念賞基金委員会
- 小杉好弘記念賞選定委員会
- 毎年授与される記念賞の内容、および記念賞を授与する期間は別途定める。
- 第1回記念賞授与は、平成24年9月の札幌大会とする。
以上、「小杉好弘記念賞」創設の意義をご理解いただき、ぜひ皆様方のご厚情をお願いする次第です。宜しくお願いいたします。
寄付金: 1口 5,000円 1口以上
振込先:
銀行名 : みずほ銀行
支店名 : 横須賀支店
預金種類 : 普通
口座番号 : 1960622
口座名義 : 小杉好弘記念賞
2012年5月21日
関西アルコール関連問題学会総会記念講演会のおしらせ
「アルコール関連問題への処方箋」~三重県の連携医療から学ぶ~
一般病院、救急医療現場での実践より
<講演1> 猪野亜朗 かすみがうらクリニック副院長 精神科医
「アルコール関連問題への介入と連携医療 精神科医の立場から」
<講演2> 片岡千都子 市立四日市病院 医療ソーシャルワーカー
「アルコール関連問題への介入と連携医療 ソーシャルワーカーの立場から」
日時:平成24年6月16日(土)18時~20時
場所:大阪コロナホテル(新大阪駅東口より徒歩2分)
参加費:無料 定員150名(申込先着順)
2012年5月15日
北海道アルコール保健医療と地域ネットワーク研究会
大会長挨拶
北海道アルコール保健医療と地域ネットワーク研究会代表幹事
医療法人北仁会旭山病院 理事長・院長 山家 研司
2012年9月7日、8日に第34回アルコール関連問題学会を北海道札幌の地で開かせていただくこととなりました。担当させていただく北海道アルコール保健医療と地域ネットワーク研究会(アルネット)を代表してご挨拶申し上げます。
昨年第33回大会は九州佐賀の地で開かれアルコール医療新時代が宣言されました。このたびの学会で私たちはそのテーマを「連携と発展~心技の共有と知の創造を目指して」とさせていただきこの新しい時代に向き合おうとしております。
今学会では他の依存関連国内学会との連携、共催をこころみております。「第47回日本アルコール・薬物医学界」「第24回日本依存神経精神科学会」と同日 に共同プログラムを持つことができました。このことにより私たちはアディクションと取り組む多くの新たな仲間の知恵や経験と出会えることを期待しています。
また、アディクションからの回復への取り組みの経験が統合失調症からの回復への援助にも大きな示唆を与えるものであることを「ベテルの家」で起こったことから学び、「アディクション」の枠を超えて精神障害からの回復を考える特別講演を企画してみました。さらに、もしも可能でしたら本学会終了翌日からアルコール生物学の国際学会(ISBRA)も同会場で開催予定です。フィールドも国境さえも越えて心技を共有し知恵を創造できたらと願っております。
しんとして幅広き街の秋の夜の
玉蜀黍(とうもろこし)の焼くるにほいよ
札幌に かの秋われの持てゆきし
しかして今ももてるかなしみ
ちょうど100年前にわずか26歳で逝った歌人が大きな希望を抱いて訪れた札幌の地でよんだ歌です。彼の名は「石川啄木」、1世紀のときを経て札幌は190万都市に発展しましたがこれらの歌に漂う透明感は今も息づいています。
彼と同じようにこの札幌を愛したイサムノグチが自然と人工物の融和を図って造り上げた”モエレ沼公園”、冬季オリンピックによって整備された数多くのスポーツ施設(大ジャンプ台の上から札幌を一望出着ます)、整然とした碁盤の目の街並みとそこから少し足を伸ばせば広がる、滴るような自然、ゆたかな湧量の温泉、ヒグマやエゾ鹿との共存に右往左往する人たち・・・。
残暑厳しい内地(道民は本州以南をこう呼びます)を逃れて爽やかな9月の札幌にいらっしゃいませんか?皆さんがそれぞれのフィールドでアディクショ ンの問題と関っている、その取り組みをここ札幌の地で共有してひとつの大きなパワーに結集し、さらにその叡智を持ち帰りアディクションの拡がりをくい止めましょう。
プログラムはこちらから
(※プログラムは 予告なく変更する場合がございますので予めご了承ください。)
2012年4月25日
第30回中国・四国アルコール関連問題研究会 広島大会開催のお知らせ
平成24年9月1日(土)、2日(日)の両日、安芸グランドホテルにて第30回中国・四国アルコール関連問題研究会広島大会が開催されます。
プログラムは下記の広島アルコール関連問題ネットワーク(通称:ひろしまALNET)のホームページに掲載されております。
http://alnet.rakurakuhp.net/
皆様の参加を宜しくお願いいたします。